スマホをお持ちでLINE(ライン)を利用している方は、迷惑メールや迷惑トークに注意が必要です。
特にシニアでは、「スマホは持っているけど電話しか利用しない」と言う方でも家族間とのやり取りにLINEを利用している方は多いかと思います。
今回は、LINEのフィッシング詐欺についてご紹介します。
フィッシングとは、メールやトークを偽装して、偽りのサイトに誘導し、パスワードや電話番号などを入力させ、個人情報を盗み取ることです。
誘導された偽りのサイトは、公式サイトとそっくりなので騙されているとは気づかずに、パスワードなどの個人情報を入力することで悪用されてしまうんですね。
今までも、偽装メールや偽装トークは送られてきましたが、より巧妙になっているので注意が必要です。
不安をあおる偽装メール・偽装トーク
偽装メールや偽装トークのタイトルの一例です。
- [LINE緊急問題]
- LINEにご登録のアカウント(名前、パスワード、その他個人情報)の確認
内容は、「異常ログインが確認された」としてリンク先へのアクセスを促すものや、「アカウントの安全を確保するために、二段階パスワードの設置いたしました」などとして、フィッシングサイトへ誘導するものです。
■「LINE緊急問題」の偽装メール
どれも、記載されているURLをクリックすることで、フィッシングサイト(偽装サイト)に飛び、個人情報を抜き取ります。
■報告のあったフィッシングサイト
フィッシング対策協議会より
このようなメールやトークを受け取っても本文中のリンクを開いたり、リンク先のログイン画面で携帯電話番号やパスワードを入力しないでください。
また、万が一ログインしても、SMSに送られてくる4桁の認証番号を入力しないでください。
また、パスワードを入れてしまった場合、すぐにパスワードを変更したほうが安全です。
このような詐欺は今後も横行し、ますます巧妙になっていくかと思います。
記載のURLが本物かどうか等チェック項目はいくつかありますが、ネットに詳しくない方が見破るのは難しいのが現状です。
不安を煽る内容のメッセージは無視することが一番です。